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卵子の質が良いとは?

妊娠率を左右する卵子の質ですが良い卵子の条件とは何を指すのでしょうか。

 

質の良い卵子の条件

 

(1)排卵時の卵胞の大きさ
成熟した卵胞が18〜23mmの間に排卵するものが最適とされています。卵胞が大きすぎても小さすぎても正常な排卵にならず、仮に排卵しても妊娠には向かない卵子となります。

 

(2)排卵までの日数
卵子の大きさは経膣超音波検査で確認します。一般的に卵胞は月経開始から排卵まで毎日大きくなります。月経開始日から14日目で20mmを越え、いつでも排卵出来るというのがベストです。この状態に達するまでに21日以上を要する場合は稀発月経と呼ばれ不妊の原因となります。

 

ではこれらの条件をクリアしなかった場合、どのような治療で対処するのでしょうか。

 

治療

 

(1)方法
排卵には卵胞がしっかり成熟することが必須条件となります。そのためまずは正常な周期で卵胞を成熟させる薬であるクロミフェンを服用したり、排卵時期にHCGという排卵促進剤を注射し、卵子が一番良い状態で排卵するよう試みます。一般的にこの治療は無排卵の人に比べ月経不順(自力で排卵できる)の人に効果があると言われています。

 

(2)時期
個人差がありますが月経が開始した3〜8日後から始めるのが最適とされています。

 

(3)期間
上記の治療を3〜6ヶ月繰り返し排卵時期が整うと卵巣機能が回復し、質の良い卵子が排卵されようになります。妊娠率が最も高くなるのは治療開始から6〜9ヶ月後であり、不妊症患者全体のうちこの治療法で自然妊娠に至る人の割合は90%に達すると言われています。(ただし、原因が卵胞の発育不良による卵子の質の低下による場合に限ります。卵管閉鎖や子宮筋腫など器質的な問題が原因になっている場合はまた別の治療法を選択します。)