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卵子の質と卵胞の発育不良

卵子の質を調べる際にまず見るのは卵胞の生育状況です。卵胞がしっかり育っていなければ質のよい卵子を排出することは出来ません。それではなぜ卵胞がうまく育たないということが起こるのでしょうか。今回は卵胞の発育不良について紹介します。

 

脳下垂体の問題

 

脳下垂体からのホルモン不足が原因で卵胞が育たず排卵障害を起こすケースはよくあります。排卵を促したり妊娠を助けるホルモンの多くは脳下垂体から分泌されます。また下垂体腺腫や高プロラクチン血症、シーハン症候群などの脳下垂体に関わる疾患は卵胞の発育を阻害します。

 

視床下部の問題

 

視床下部は脳下垂体から分泌されるホルモンを調整する役割をします。ここの調整機能がうまくいかなければ、やはり質のよい卵子は得られません。

 

卵巣の老化

 

中高年になると年齢が上がるにつれて月経が毎月来なくなり最後は閉経を迎えます。これは卵胞内の卵胞液が枯渇してしまったことによるもののため、排卵促進剤を使っても卵胞の発育は期待出来ません。また残存している原子卵胞に対して性腺刺激ホルモンを用いても反応が得られなくなります。

 

ホルモンバランスの崩れ

 

卵子の質を気にするあまり気持ちが追い込まれホルモンバランスに影響が出ることがあります。妊娠を期待すればするほど卵胞の発育は悪循環に陥ることがあります。

 

多嚢胞性卵巣症候群(pcos)

 

卵胞の発育不良の原因で最も多いのが多嚢胞性卵巣症候群です。卵胞が途中まで発育し、そのまま消滅せずに何個も残っている状態です。血中の男性ホルモン値が高いために発育が阻害されて起こると考えられています。