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卵子の質と月経サイクル

卵子の質は月経と排卵が正常なサイクルで行われている時に高くなります。そこで今回は卵子の成り立ちと月経サイクルがどのように卵子の質に関わっているか紹介します。

 

卵子の数

 

女性は出生時に約100万個の卵子を持っていますが、青年期には淘汰されて30万個まで減少します。そして妊娠出産適齢期には300個しか残りません。しかも全て正常に排卵せずここでもまた淘汰されます。これは経産婦かどうか月経周期が正常かどうかに関わらず、年齢とともに減少し質も低下していきます。そして喫煙者は非喫煙者より約1年この傾向が早まることが分かっています。質の良い卵子が排卵される時期は限られているということを理解し、人生設計をすることが大切です。

 

排卵のメカニズム

 

皆さんご存知の通り女性は月経開始と同時に毎月定期的に排卵するようになります。排卵に適したいくつかの卵子は液体に満ちた袋の中にあり、この袋を卵胞と呼びます。月経が始まると脳下垂体からFSHと呼ばれるホルモンが分泌され、左右の卵巣を刺激します。この時に複数ある卵胞から1番状態の良いものを選別しその卵胞の成熟を促し、選ばれなかった卵胞はしぼんでしまいます。このことから正常にホルモンが分泌され、選別された最後の1つが十分に成熟することが質のよい卵子の条件となります。

 

月経のメカニズム

 

排卵したのち受精、着床と順調に進めば妊娠が成立しますが、そうでない場合は厚みを増した子宮内膜が剥がれ落ち排出されます。16歳を過ぎた頃から排卵と月経のリズムが整い、個人差はありますが26〜35日周期に収まります。30〜40歳前半でもし周期が極端に短くなるようであれば、排卵されず月経だけ起こっている可能性があるため注意が必要です。